乳幼児期の子どもがその生活の大半を過ごすこども園や保育園で、子どもは、様々なことに関心をもつ、少し難しいことに挑戦する、やりたい・いやだという自分の思いを伝える、友達と力を合わせて何かをつくるなど、遊びを通して多様な経験を重ねる中で、好奇心・粘り強さ・協調性・工夫する力・落ち込まない力・試行錯誤する力、感情を自制する力などの「非認知能力」を育んでいきます。
「非認知能力」が土台となり、知識・技能や思考力・表現力等の「認知能力」が相まって、「人間力」が高まっていくものと思います。
認定こども園せいれんじと駅前せいれんじは、こうした「人間力」の根っこが太く土深く育まれる環境を保証し、園児たちが成長の過程で、学ぶ意欲と社会の多様な変化に応じて困難を乗り切越える能力を身につけることを目標として、日々の教育保育に励んでまいります。保護者の皆様の変わらぬご支援ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。
「子どもは社会を映す鏡である」と言われます。
子どもたちがこの世に生を受けたことの喜びを実感し、充実感を得られる教育環境を整え、毎日園児たちを迎えています。変化の激しい時代の中、厳しい社会を生き抜く力を身につけるには体力と精神力が必要です。
そして、最も大切にしているのが、人としてのやさしさを育むこと。
人の土台となるのは人間性です。三つ子の魂百までの言葉どおり、幼児期にその基礎が培われ環境が人を作ります。御仏さまは、いつも優しく人の心を見つめてくださっていますから、園児たちも毎朝胸を張って静かに両手を合わせます。
子どもは絶えず大人の姿を見ています。私たちは園児たちに寄り添うことはもとより、保護者の皆さまのよき相談相手でもあります。
大切な子どもたちを、豊かな人間性を持った信頼される大人に育てるために、大きな柱である「褒められる」「叱られる」「認められる」という関わりのもとで、幼児期の輝かしい日々を積み重ねていきます。